引き分けを提案するタイミング

重要なテーマ。私は引き分けを提案するタイミングが分かりません。鉄の要塞と恐れられた堅守で有名なTigran Petrosianは引き分けにするのが得意だったという。

引き分けにする判断を取るには何が必要なのか。いくつかパターンがあると踏んでいますが、簡単なものとしては、主にエンドゲームにて

  • キング同士が1対1になった時
  • 色違いビショップ同士が残った時

他にもあるかもしれませんが分かりやすいのはこの2つでしょうか。

しかし問題はこの他にある、ある程度駒が残っている状態にもかかわらず引き分けになっているゲームが多々存在します。そのような棋譜を見てもなぜこのタイミングで引き分けに同意しているのかよく分からない事があります。おそらくこの先数手指しても同じ手を3回リピートするスリーフォールドリピテーション(千日手)になる場合や、拮抗した形勢の中、どちらかがミスをしない限り拮抗が継続していくと判断され、一方が引き分けを提案し相手が同意したという場面なのだと推測します。そして熟練者はその判断を容易に出来るのだろうと感じます。もちろん対局中は形勢状況は自分で判断するしかありませんので、その見極めには経験が必要です。この見極めが難しい要素と思います。

※引き分けルールに関しては他にもステイルメイトもありますが、今回はそれ以外の拮抗した場面をいかに判断し引き分けを提案出来るかという部分に焦点を当てます。

先日の私のゲームから引き分けの提案を出来たかもしれない場面

私は黒で46手目にルークでチェックを掛けた場面です。この後そのルークでチェックをかけ続ける時に「これは拮抗してるな」と感じたので引き分けを提案しても良かったのではないでしょうか。そんな気持ちがありながらもゲームを進めてしまいミスをして負けてしまいました。一見相手はポーン数が上回っていたので形勢判断がしにくかったですが、後で解析にかけるとやはりバランスは拮抗していました。是非下のゲームを進めてみて下さい。

私のようにレベルが低いプレイヤーが相手だと、拮抗していたとしてもミスを期待できると思い、容易に引き分けの提案に乗ってくれないかもしれません。少しでも早く落ち着いた指し回しを出来るようになりたいものですね。落ち着いた表情で引き分けを提案する。意外とこれカッコいいかもしれませんね。

良いのか悪いのかは分かりませんが、こちらが劣勢でも引き分けを提案し相手はもちろん拒否しますが、『引き分けを拒否したからには勝たなければいかん!』というプレッシャーを相手に与えるという戦略もあるそうです笑

余談ですが最近はchess.comをよくプレイしていてラピッドレートが900を超えました。1000を目標にやっていきたいものです。900に上がって変わってきたことと言えば、『相手の悪手がより分かるようになってきた』という事でしょうか。以前に比べ悪手の色が濃くなってきたイメージです。これは凄く面白いことで攻めるタイミングがより分かりやすくなってきたという感じで本当にチェスが楽しいです。

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